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すき焼き [グルメ]

久しぶりの日記です。
またブログにアクセスできなかったと言う訳ではなく、
ただ忙しい毎日を送っていました。
その間、ブログに書きたいこともいろいろあったんですが、
とりあえず、今日のことから。

先日、私たちの結婚記念日がありましたが、
特に何かをするでもなく、日常にまぎれて、
ふつ~うに過ごしてしまったので、
忙しさも一段落した今日、ゆっくりディナーでもと
お出かけしました。

といっても、歩いて5分の近所。
大通りからちょっと奥に入ったビルの地下にある
日本料理店。
前々から気にはなっていたんですが、
場所が場所だし、評判を聞いたこともないし、
見るからに人が入ってなさそうだし、
いまいち入ってみる気になりませんでした。

ところが、今日ふとその気になり、
仮にすごくハズレだったとしても
話のネタ(私にとってはブログのネタ)になるから
いっか!と思い、入ってみました。


実際にお店に入ると、意外と綺麗。
完全個室制で、椅子形式と掘りごたつ形式の部屋があり、
なかなか風情がある。

メニューを見てみると、
寿司、さんまの塩焼き、おでん、天ぷら・・・
お馴染みの日本食が並びます。
更にラーメン、スパゲティ、ピザ、キムチ・・・

あれ?何料理屋だっけ?

なんでもあります。
そして私たちが注文したのが「すき焼き」。
今まで「すき焼き風味」には何度か出会ったことが
あるのですが、本格的なすき焼きは
中国に来てこれが初めて。

すっかり嬉しくなって夢中になって食べました。
味も期待以上で◎。
値段は飲みものを入れて130元(約1700円)と
これもお手ごろで◎

「これは行きつけになりそうだね」
と満足してお店を出ました。

帰宅途中、工事現場を通りかかりました。
北京は今、建設ラッシュで至るところで工事をやっています。
働いているのは農村から出稼ぎに来ている人たち。
ちょうど彼らの夕食時でした。
彼らが食べているのは、鉄製容器に入ったお粥みたいなもの。
そして工事現場の横には彼らが生活していると思われる
プレハブが見えました。

これらを見て、胸の奥がキュっとしまりました。

彼らは辛い顔をしている訳ではなくて、
むしろ笑顔で生き生きと働いています。
そんな人達に対して、
決して可哀想という言葉は使うべきではないと思うんですが、
上手く言葉では表せないけれど、
なんともいえない悲しい気持ちがしました。

彼らの一ヶ月のお給料は平均600元(約7800円)くらいだと
聞いたことがあります。
そしてその大部分を田舎へ仕送りをしているそうです。

私たちが数日で消費してしまう金額です。

北京は、日本や欧米と変わらない発展した部分と
そうでない部分が混在しています。
中国全体を見ても、2つの差は広がるばかりで、
これは中国が抱える大きな社会問題の一つです。

これについてはいろいろ考えることがあるのですが、
長くなるので、また今度落ち着いてまとめます。


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