香腸 [グルメ]
四川省出身のMちゃんから
『香腸(ソーセージ)』を頂きました。
Mちゃんのお母さんの手作りで、
完成までに約1ヶ月ほどかかる
究極の自家製だそうです。
四川省は辛い料理が多くて、
以前書いた『火鍋』はこの省の特産です。
Mちゃんと一緒に食事に行くと、
お肉や野菜などの具が見えないくらい
赤唐辛子が山盛りになった激辛料理を食べて、
平然とした顔で
「何の感覚もない(=辛くない)。」と言います。
私が横で口から火を噴いているというのに。
そんなMちゃんから頂いた『香腸』
果たして食べられるのか、かなり不安でした。
正直にそう言うと、
彼女は、「大丈夫!2種類あるから。
一つは甘めで、もう一つは少しだけ辛いの」
う~ん、でもそれ、Mちゃんの基準だからねぇ・・・。
よく煮た方が柔らかくなって美味しいから
ということで、熱湯でじっくり煮ました。
煮ること1時間半(←長いでしょ?)、
こわごわ食べ始めたんですが、
予想通り、
「辛っ!!」
2種類交互に食べても、どちらが甘い方なのかわからない。
どっちもすごく辛いのよ。
中華料理独特の香辛料である「花椒・五香粉」の香り
+辣椒(赤唐辛子)の辛さ=麻辣(しびれる辛さ)
食感としては、サラミやビーフジャーキーに近い。
ソーセージ大好きなはずの夫の口には
あまり合わなかったらしくて、早々にリタイア。
せっかく頂いた貴重な手作り品だし、
MちゃんやMちゃんのお母さんに申し訳ないし、
食べた感想を伝える必要があると思うし、
私は食べ続けました。
そのうち、
感覚が麻痺してきたのか、癖になってしまったのか、
しびれる感じがタマラナイと思えてきました。
「おいしいかも!」
結局3日かけて、25cm×2本の香腸を完食。
後日Mちゃんに報告したところ、
「味がわかるね。素質あるよ。」と満足気。
激辛嗜好の素質ってことかな??
このような自家製香腸はスーパーなどでは
めったに手に入らないそうです。
中国の家庭の味を堪能させて頂きました。
ごちそうさまでした!
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